スマート農業日誌


 

題名: SORACOM Beam を使用して AWS IoT と接続し、SNSでメール通知する

ラズパイ+SORACOM Air/Beam + AWS で簡単にセキュアなIoTシステムを作りました。

今回は農業等で利用できる定点画像をDrop-Boxに3G SORACOM Air(SORACOMは3G/LTEです)であげてみました。 最終的にはDIYで簡単に定点画像観測とセンサを使用した環境計測ができるまでを著していこうと考えています。

本記事につきまして

 

本記事は、SORACOM社WebサイトSORACOM Beam を使用して AWS IoT と接続する(コンソール版) を参考にしています。

カメラやセンサと接続し簡単にIoTゲートウェイとして利用できます。

 

 

SORACOM Beam

 

SORACOM Beam(以下、Beam)は、IoT デバイスにかかる暗号化等の高負荷処理や接続先の設定を、クラウドにオフロードできるサービスです。Beam を利用することによって、クラウドを介していつでも、どこからでも、簡単に IoT デバイスを管理することができます。(SORACOM社Webより)

 

AWS IoT

 

米Amazon Web Services(AWS)が2015年10月に「AWS IoT」は発表され、デバイスとサービスの間の分離を特徴とする。IoTデバイスはできるだけシンプルなメッセージのやりとりに徹し、AWS上の関連サービスの活用により、クラウド側で各種のアプリケーションを迅速に開発できるようにする仕組み。

 

準備するもの

 

3GPI 1式

3Raspberry Pi 2 Model B or 1 Model B+

NTTドコモ FOMA®網対応 3G 標準SIM :今回はSORACOM Airを使用します

 

セットアップ

 

3GPIに同梱されているSDカードは、Raspbianが書き込まれ3GPIを手間なく使用できるようになっています

AWS IoT 側 設定

 

AWS SNS Subscriptionsにメール設定

 

 

SORACOM 側 設定

 

AWS Beam設定

 

コンソール左上のメニューバーからグループを選択し、対象SIMに対してBeam設定をおこないます

・プロトコル: MQTTS
・ホスト名: data.iot.ap-northeast-1.amazonaws.com (AWS IoTのエンドポイントです。東京リージョンの場合です。)
・ポート番号: 8883

 

mosquitto をインストール

 

~ $ sudo apt-get install mosquitto-clients

 

実行

 

~ $ mosquitto_pub -d -h beam.soracom.io -t beamdemo -m "Hello, World.JPG""

 

AWS IoTにデータ送信しSNSでメール送信

センサーデータなど簡単にメール通知できますね!

 

インフライメ―ジ(SORACOM +AWS)

 

 

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平成28年7月20日 株式会社 ジョイ・ワールド・パシフィック ITビジネス課

※記事は執筆者の個人的見解であり、当社jwpの公式見解を示すものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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