スマート農業日誌


 

題名: 農業における無人航空機(ドローン)の利用

映像情報インダストリアル5月号に寄稿した、最初の社内原案をご紹介!

産業開発機構株式会社 様の映像情報インダストリアル5月号に、「農業の見える化」ということで製品の紹介と動向の記事を寄稿しました。

社内校正の段階で、没になったドローンの利活用の初校案を今回は掲載したいと思います。

農業における無人航空機(ドローン)の利用の原文

 

 農業における無人航空機(ドローン)の利用も今後進んでいくだろう。ドローン搭載用 マルチスペクトラルカメラを利用した水稲や、

圃場の生育分布、作物の生育状況をチェックしたり、害虫や外来種の雑草による被害状況を処理画像を見ながら確認できる。

ドローンに搭載するマルチスペクトラルカメラは、赤外領域におけるIR/NIR領域のカメラを使用する。また近赤外領域までカバーする

波長領域であれば、AOTF(Acoustic Optical Tunable Filte:音響光学チューナブルフィルタ)と、近赤外領域まで感度を持つ

モノクロCCDカメラを組み合わせた分光画像撮影が、可能で高い分解能でマルチスペクトルイメージを撮影できる。jwpでは、波長範囲は

1100nm-2200nm のAOTFを製造している。AOTFの長所は、同調速度がmsec以下と速い、波長分解能が数nmと高い、

パワー強度を自由に可変できるなど利点があり、jwpでは2nm毎波長を変化させ、多波長を連続測定し多くの情報を得ている。

このAOTFの特性から宇宙分野などでも利用されているが、今後は農業においても、植生や農産物の成分情報などのリモートセンシング

非破壊センシングの分野で応用可能である。jwpは国内でも数社しか製造していないAOTF製造メーカーである。

 


 

弊社では、AOTFを食品の成分測定に利用しており、カロリー、脂質、たんぱく質、水分、アルコールなどの定量分析に利用し、非接触で食品の成分を分析する装置「カロリーアンサー」を製造・販売している。

 

 

最終稿と、どちらが良かったかは無しということで!

 

平成28年6月2日 株式会社 ジョイ・ワールド・パシフィック ITビジネス課

※記事は執筆者の個人的見解であり、当社jwpの公式見解を示すものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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